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戦略

2014.04.14 (Mon)
結婚前のリリアノ、クレッセ話。
天地盤に夢中なリリアノ様を勝手に捏造しています。
一話で完結です。


戦略


 クレッセの白く細い指が駒をそっと摘まむ。そして駒を手にしたまま、苦悶の表情を浮かべてこちらの顔を窺ってきた。何とかして考えを探ろうとする、その必死な様子に思わず笑みが漏れそうになる。しかし遊戯とは言え、今は真剣勝負のさ中だ。祖父直伝の涼しい顔を保ち続ける技を、我は惜しげもなく発揮し続けていた。

 なかなか駒を置く場所が決められないのか、クレッセは盤と我の顔を交互に見つめている。彼の動きに合わせて駒がふらふらと空中を彷徨っていた。肘をついてその光景を眺めつつ、手前に駒を置かれたら次は、ここに置かれたらあの駒を、と頭の中で戦略を練り上げる。

 喉の渇きを感じ、側に置いてあった果物に手を伸ばした。頭を使うと甘い物が欲しくなるというのは本当なのだな、とぼんやり考え、盤からは目を離さずに果物を口に運ぶ。
「他人に見張られていては集中できぬ。すまぬが外で待機してくれぬか」
という我儘を通し、侍従や護衛らは部屋の外に追い払っていた。代わりに、手が届く距離にお茶や菓子、果物が山のように用意されている。

 気の毒なのはクレッセだ。毎度毎度、この部屋に入る前に入念な身体検査を強要されるのだから。本人は「もう慣れました」と、それほど気を悪くしていない様子なのが有難かった。


  ◇  ◇  ◇


 この天地盤という遊戯を教えてくれたのは、今は亡き祖父だ。その面白さにたちまち魅入られ、暇さえあれば相手を見つけて対戦を申し込んだ。
 しかし回数を重ねるにつれ、

「まあ……、人には向き不向きというものがあるわな」

と、祖父は言い、

「勘弁してくださいよ。兄さん、これをやり出すと人が変わったようになるんだもの」

と、一つ下の弟は露骨に嫌な顔をするようになった。経験を積まないと強くなるはずもなかろうが、という我の意見は聞こえない振りをされた。
 確かに、誰を相手にしても勝つことができたのは片手で数えるくらいしかない。負けたからと言って、機嫌を悪くした覚えもないのだが。どうやら長々と付き合わされるのが皆苦痛であったようだ。そんなにも長時間拘束していただろうか、と毎回首を傾げていた過去を思い出す。

 城に上がり王位を継いで、慌ただしい日々が落ち着いた頃。少しくらいならばと、またこの遊戯に手を出し始めた。ここにはこんなにもたくさんの人が居るのだ。領地に居た頃よりも、存分に付き合ってくれる輩が山ほどいるだろう。そう思っていたのが甘かった。
 祖父や弟のように、やはり数回相手をすると、皆がやんわりと断りの言葉を述べて逃げ去ってしまう。終いには、天地盤の「て」の言葉を口にしただけで臣下どもが体を震わせる、という事態に陥り、さすがに少し控えようと反省した。

 結局、最後に残ったのは、主の命令に背くことができない侍従一人のみだった。
 だがこの男、どこにそんな才能を隠し持っていたのかと思うほど恐ろしく強く、あっという間に勝敗が決まってしまってこちらが頭を使う暇さえない。

「……まだ続けるのですか」

「おぬしに勝つまで、我は諦めぬぞ」

「陛下……。ご存じのとおり、私めは侍従の仕事の他にもいろいろとやらねばならないことを抱えておりまして……」

「そんなことをぬかして、さっさと終わらせようと手を抜いたら承知せんからな」

 対戦の度に吐き出される侍従の溜め息や愚痴を聞き流し、自分に丁度良い相手は居ないものかと悶々とした日々を繰り返す。
 そんな時。貴族らと当たり障りの無い会話をしていたら、ふと天地盤の話題になった。うっかり最初に話題を口にしてしまった貴族に対し、他の者たちが「余計なことを」と肘でつつくのを我は見逃さなかった。その者らを押しのけ、一人進み出てきた若者が口を開く。

「実は僕も最近覚えたばかりでして。陛下、よろしければお相手致しましょうか」

 そう言ってきたのがクレッセだった。顔ぐらいは見知ってはいたが、そのように直接自分に話しかけてきたのは初めてだったと思う。
 
 それからというもの、盤を挟んで彼と向き合う機会が増えた。お互いの都合が合う時のみ、時間が許す限り小部屋に二人で篭り、多少の会話を交わしながら駒を進めて盤を睨みつける。
 密室に二人きりで、という状況に、最初は難色を示していた侍従ら、護衛らも、「自分が長々と付き合わされるくらいならば」とクレッセを生贄に差し出すことで意見が合致したのだろう。だんだんと小言を口にする者も居なくなっていった。

「いつも付き合わせてすまぬな。妙な勘繰りをされて、おぬしに迷惑がかかってはおらぬか?」

「妙な勘繰り? ってなんです?」

「いや……。なんでもない」 

 白を切っているのか、本当に何もなかったのか。自分には判断がつかなかったが、彼はいつもこの遊戯に嫌な顔ひとつせずに付き合ってくれた。自分の耳に入ってこないだけで、貴族らは裏でこそこそと下衆な噂を囁いていたかもしれない。
 しかし、どうせ何をしても自分は噂の的になってしまうのだ。ある意味、開き直ってこの遊戯を楽しんでいたほうが、心安らかに日々を過ごせるというものだ。

 実際、彼と話すのは気が楽だった。男女の関係など微塵も感じなかった。
 向こうも紳士的な態度を崩さず、交わす会話の内容と言えば、ほとんどがこの遊戯の戦略に関することばかり。クレッセが覚えたてと言っていたのは本当らしく、対戦のたびにいつも自分が勝つのが常となっていた。
 
「ああ……。また負けた……」

「ここで焦ったな? こういう時はだな……」

 誇らしげに教示できる嬉しさ。いつもいろいろな者に負け続けていた自分には、初めての体験だった。


  ◇  ◇  ◇ 


 意を決したのか、ようやく駒がクレッセの手によって盤の隅の方へと導かれる。だが、彼はなかなか駒から手を離そうとしない。

「そこでよいのか。決めたのならさっさと手を離さぬか」

「う~ん……」

「我はいつまでも待つぞ? じっくりと考えるがよい」

「う~んう~ん……。いいです、ここです。ここにします」 

 こちらの思惑通りに事が進み、笑いを噛み殺しながらすかさず自分の駒を動かす。その途端に彼の悲鳴のような声が部屋を包んだ。

「うああ。ちょっ……待って……くださるわけには……いきませんよね」

「無論だ」

「ええと……あっちがこうで、ここが……。いや、挽回します。ここから挽回してみせますよ、僕は」

「できるものならやってみろ。今日は、時間はたっぷりあるからな」

 これは再びクレッセの長考となりそうだと、茶を口に運んだ。その間に、こちらもありとあらゆる進め方を考えることができる。
 目を閉じ、頭の中が駒の動きで埋め尽くされ、相手の溜め息も気にならないほど集中していた時。彼が何気なく呟いた言葉で、思考が中断された。

「先ほど、ここに来る前に臣下の方が愚痴ってましたよ。陛下は一生独り身でいるおつもりなのかと」

 練っていた駒の進め方を記憶に留め、ゆっくりと目を開ける。クレッセはこちらを見ているわけでもなく、身を屈めて食い入るように盤を凝視していた。
 
「……まあ、いつものことだ」

「大変ですね。王様にもなるといろいろと」

「大変と言えば、おぬしもそんな話が舞い込んでくる歳であろう? 身を固めろと親がうるさいのではないか?」

 クレッセが端を攻めたら、あの駒を。次に隣を。
 それよりは中から固めたほうがよいか。こやつ相手ならばそれで十分……いや、どんな相手でも油断はするなと祖父がいつも言っていたではないか。ならばたたみ掛けるように、やはりこの駒をあの場所へ……。
 クレッセと言葉を交わしつつ、頭の中では盤を思い描いて駒を操る。もちろん、相手に気付かれるような失態は犯さない。

「まあ、そうなんですけど。でも僕は片っ端から断わっていますし、逃げるのも得意ですし。そもそも好きでもない相手と結婚なんて冗談じゃありませんよ。向こうが振り向いてくれるまで、気長に根気よく粘るつもりでいるんです」

 ……いや、この方法でもぬるいか。できるだけ最短の手で勝負を決めたい。  
 そうしてこの回を終わらせて、また次に向けて作戦を練ったほうが時間を有効活用できそうだ。

「ほう、初耳だ。おぬしにそんな相手がいたとはな。感触はどうなのだ? 脈はありそうか?」

「それが全然。鈍感すぎて涙が出るくらいです。あの手この手で頑張ってはいるんですが。ここで一発、何かでかい手を打たないと一生気付いてもらえないな、と考えていたところなんですよ」
 
 でかい手……。そうだな、先日考察していた進め方を試してみるか。奴め、まさかそんな手が、と驚くであろうな。

「ならば、こんなところで我に付き合っている場合ではなかろうが。早くしないと、他の者に盗られてしまうぞ? おぬしは相当ぼんやりしているからな」

 そうそう。ぼやぼやしているから、要となる陣地を我に盗られてしまうのだ。流れが完全にこちらに傾いた。この間教えてやったというのに、同じ失敗を繰り返しおって。

「まあ、いま目の前に座っている人のことなんですけどね。ぼんやりって、ちょっと酷くないですか、陛下。お互い様だと僕は思いますけど」

 言葉は頭に入ってきてはいた。
 だが、理解するのにしばしの時間を要した。
 持っていたカップを口に傾けたまま体が固まる。常に冷静を心がけている自分らしくない、呆けた間抜け面を晒し続けてしまった。
 そんな自分の様子に構うことなく、クレッセは駒を盤に置き、ふんぞり返って腕を組んでいた。もう卓に視線を落としてはおらず、こちらに笑みを向けている。

「陛下の番ですよ」

「……いや。今、おぬし、なんと」

「ほら、やっぱり全然気付いてなかった。人のことを仰る前に、たまにはご自分を見つめ直したほうがよろしいと思いますが」

 笑みを崩さないまま、クレッセが菓子に手を伸ばした。
 呆然としつつ、その光景を見つめる。

 気付いていなかった、というか。あの態度でどう気付けと言うのだ。
 そういうつもりだったのならば、もう少しわかりやすく態度に表せばいいものを。
 今までこの部屋で見てきた、彼の数々の態度を振り返る。そうだ、この遊戯に付き合い続けてくれた礼として、珍しい草花を贈ってやった時だって、

「お気持ちは嬉しいんですが……。これ普通、逆じゃありません? 女性から花を贈られるなんて」

「気に入らなかったか?」

「この花……。ちょっと育て方が難しいんですよね……」

などと、ぶつくさ文句を言う有り様だったではないか。その時は、王である自分に対して、ずけずけと言いたいことを言う彼に好感すら抱いたものだったが。
 
「……正直、おぬしをそのような目で見たことは一度もなかった……。いや、我が悪いのか? おぬしも一度もはっきりと口にしなかったではないか」 

「ええ、だから仄めかすぐらいじゃ駄目なんだと、ぼんやりしている僕はようやく気付いたところなんです。時間を大いに無駄にしてしまいましたね」

 先ほどの我の言葉を根に持っているらしい。あからさまに「ぼんやり」という部分を強調して彼は呟いた。気のせいか、笑みに少し冷たい雰囲気が混じっているようにも見える。

「どうです?」

「何がだ」

「僕を選んではくださいませんか?」

「急に言われてもな……」

「じゃあ、こうしましょう。この戦い、僕がここから挽回できたら陛下は僕と結婚する。陛下が勝ったら僕は潔く引き下がる」

 普段から他の貴族とは物言いが違うと感じてはいたが。
 彼の口から飛び出した暴言に、しばし絶句する。
 こやつは一体、何を言っているのだ。こんな大事なことを遊戯で決めると言うのか? ふざけているにも程がある。
 
「いや、ちょっと待て……」

「待ちません。もう嫌になるくらい僕は待ちました」

「……」

 いつもよりも強引なクレッセの言動に少しだけ戸惑った。そして盤を見下ろし、駒の配置をしばし検討してふと思いつく。
 そうか。彼は彼なりに気持ちに整理をつけたいのかもしれない。報われない想いに踏ん切りをつけ、この遊戯に付き合うのもこれが最後だ、と案に言っているのではないか。
 今の状態、そしてクレッセの実力で、戦況をひっくり返すのは到底不可能に近い。それはもちろん彼自身もわかっているだろうに。
 気の毒だが。こちらにその気が無い以上、どうしてやることもできない。謝罪と今までの感謝の意を込めて、彼の決断に手を貸してやるべきではないか。そうだ、それが今の自分にできる唯一のことだ。

「……我は容赦せぬぞ」

「もちろんです。僕だってそのつもりだ」

 ひやりと冷たい駒を手に取り、迷いなく別の場所へと移動させる。既に頭の中では、勝利へ向けての道筋が明確に形となっていた。 


  ◇  ◇  ◇


「……」

「僕の勝ちです。初勝利? ですよね。ああ、やっと勝てたなあ」

 出来上がった駒の陣形を見つめて、何も言葉が思いつかなかった。正直、どこから何がどうなってこういう結果になってしまったのか、思い当たらないくらい圧倒的な敗北だった。
 なんなのだ、これは。今までの彼とは明らかに違う。

「……おぬし、今まで手を抜いておったな?」

 偉そうに彼に指導してきた自分の行為を思い返し、味わったことのない屈辱、そして恥ずかしさが込み上げてきた。

「嫌だなあ、人聞きの悪い。人生がかかってる勝負なんですから、死に物狂いで頑張ったんですよ」

 どうだか。我の誇らしげな指導を聞きながら、心の中で、王と言えども所詮は世間知らずの騙しやすい小娘だと嘲笑していたのではないか。
 手加減するのもされるのも、我が最も嫌悪する行為だ。今まで相手をしてくれた者たちや、クレッセにも口を酸っぱくしてそう言い続けてきた。彼に対して怒りが湧き、そしてこんなにも長い間、彼の実力を見抜けなかった自分にも腹が立った。
 恨みを込めてクレッセを睨みつけるも、彼はにこにこと嬉しそうに自分を見つめ返してくるだけだ。
 結婚。クレッセと。
 本気だろうか。本気でこやつは強引に話を進めるつもりなのだろうか。
 相手の様子を窺っていると、軽い口調で彼が喋り出す。

「まあでも。さすがにこんなことで結婚を強いるのは僕としても後味が悪いですし。先ほどの話はなかったことにして差し上げますよ。大変楽しい戦いでした、陛下」

 その彼の言葉で怒りが頂点に達した。
 負けず嫌いは昔からだ。大人になった今でもそれは変わらないと十分自覚している。気付いた時には、少し大きめの声で彼に反論していた。
 
「これ以上、我を愚弄する気か? 我は一度言ったことを覆すのは大嫌いだ」

「まあまあ。……では、僕のことを前向きに考えてくださる、ということでどうです? 今この場ですぐにお返事をなんて無理は言いませんから。陛下にもお時間が必要でしょうし」 

「……承知した」

「ちゃんと真面目に考えてくださいよ?」

「くどい。考えると言っているであろう」

 卓に肘を付き、彼は清々しい笑顔を浮かべている。まだ何か企んでいそうだ、と彼の様子を見張っていると、案の定、クレッセが再びからかうように言葉を吐き出した。

「でも、そうだなあ。せっかく勝ったのに、何もご褒美をいただけないかもしれないって言うのも……。返事を待って待って待ち続けて、結局断られたら……」

「何が望みだ。また花でも贈るか?」

「頬に接吻、とか?」

「……!!」

「ははは、冗談ですよ。では切りもいいことですし、この辺で僕は退散します。陛下のそんな顔を何度も拝見できただけでも、今日はすごい収穫でした」

 椅子から立ち上がり、クレッセが軽く一礼して扉に向かう。いつもと変わらない態度で。いや、いつも以上に余裕が感じられる気もする。戦いに勝利し、満足な結果を得られたことが、彼をそのように振る舞わせているのか。
 ……やられっ放しではこちらの気が収まらない。何もかも彼の思うように事が進み、なんだか面白くない気持ちがずっと心の中で燻っていた。そう、我は負けず嫌いなのだ。

 勢いよく自分も椅子から腰を上げ、彼の背中を追い駆ける。予想外の事態の連続に冷静さに欠けている状態なのは十分理解していた。だが歯止めが利かない。こやつに、何か少しでも反撃してやりたい。そんな気持ちを抑えきれなかった。

 肩を掴み、彼を無理やり振り向かせる。手を伸ばしてかろうじて届く胸倉を掴み、それを力任せに引き寄せた。
 相手の顔を見る余裕はなかった。
 唇を塞ぐと同時に彼のかすかな鼻息が頬にかかる。
 すぐに身を引いて頭を上げると、信じられない物を目にしたようなクレッセの顔がそこにあった。

 その表情を見て、少し胸のつかえが下りる。
 そしてようやく気付いた。胸を焦がす愛情とは程遠いものだが、私はこの男を決して嫌いではない。
 この部屋で彼と過ごしていると、気の休まる思いがした。それは忙しい自分にとって、いつの間にか必要不可欠な穏やかな時間となっていた。
 先ほどのように、からかわれて怒りを覚えたのも本当だ。しかし、自分に対してそんな態度を取る者に今まで出会ったことなどなかった。今思えば、なんと新鮮なひとときだったか。我をここまで怒らせることができるのは、動揺させることができるのは目の前にいるこの男だけなのではないだろうか。
  
 クレッセは放心して自分を見つめている。頬を染めたりしないあたり、少し憎らしい気もした。考えてみれば、こんなに近くで彼を見たのも初めてだった。

「……なるべく早く、正式におぬしの父に返事をする。本当にいいのか? 引き下がるなら今のうちだぞ? おぬしの嫌いな貴族社会にどっぷりと縛られる生活になるわけだが」

 呆けていた彼が、その言葉で我に返ったように口の端を上げる。
 そして胸倉を掴んでいた我の手を取り、優しく握り返してきた。いつも駒を摘まんでいた彼の細い指は想像どおり少しだけ冷たかった。
 
「うちの父親があまりの驚きでひっくり返らないよう、お手柔らかな文章でお願いしますね」

 そのまま手の甲に口づけされ、意外なほど嫌悪を抱かない自分に驚く。
 ぼんやり。そうか、そうだな。確かに我は鈍感かもしれない。こんなにも自分の気持ちに気付かなかったくらいなのだからな。 

「覚悟しておけよ。結婚しても、この遊戯に延々と付き合わせるからな」

「いくらでもお相手致しますよ。どちらかがぶっ倒れるまでね」

「次からは手を抜くなよ」

「だから、手加減なんかしたことありませんってば。疑り深い人だなあ」

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